【初級編#02】任せるだけじゃ集まらない!?募集期間中にあなたがすべき3つのアクション

クラウドファンディングサイトにプロジェクト(企画)を掲載すると、
検索やSNSからプロジェクトページへ多くの訪問者がやってきます。

クラウドファンディング運営サイト側も、
新着プロジェクトや募集期日の迫ったプロジェクトなどを随時告知してくれたり、
プロジェクトに関するTwitterのつぶやきを見つけてリツイートしてくれたりと、
口コミのきっかけをたくさん作ってくれています。

ただ、自分のプロジェクトを支援してくれる人たちは、
運営サイトを訪れる人だけではありません。
事実、その人々だけを対象にしていては
目標金額にまで達しないかもしれません。

プロジェクトオーナーは、運営サイトに情報を提供したら、
あとは締切期日まで100%おまかせ・・・としてしまうと、
脅かすわけではありませんが、
あとで後悔することにもなりかねません・・

サイトにプロジェクトを掲載する以前に準備できることや、
掲載開始してからもプロジェクトオーナーが目標額を達成するために
出来る事はたくさんあります。

以下、サイト以外の場で
プロジェクトの募集期間中に
あなたがすべきアクション3つをまとめてみました。

募集期間前にすべきアクションについては、今後のブログ記事にご期待を・・!)

クラウドファンディングサイトに掲載後、あなたができる3つの事

【1】 TwitterやFacebookなどのSNSを活用する

プロジェクトオーナー自身も、
フェイスブックや、ツイッター等のSNSのアカウントを取得し
プロジェクトを開始の告知や、プロジェクトについての思い、
進捗情報などを随時つぶやいてみましょう。

そして、運営サイトに掲載した
自分のプロジェクトページにリンクさせることもできます。

自分のフォロワーや
クラウドファンディング運営側のSNSアカウントが、
それを見つけてリツイートやシェアなどで
拡散してくれるかもしれません。

成功したクラウドファンディング・プロジェクトに共通する重要ポイントは、
支援する人からの共感と、プロジェクトに関する情報開示です!!

運営サイトにアップできる情報量には限りがあります。
共感するに十分なストーリーや、プロジェクトに関する詳細については、
定期的に自ら、プロジェクトの進捗状況など、
情報発信することをお勧めします。

そもそもクラウドファンディングという
サービス自体を知らない人もまだまだ多いので、

自分のフォロワーや
クラウドファンディング運営側のSNSアカウントが、
それを見つけてリツイートやシェアなどで
拡散してくれるかもしれません。

「自分はこんな仕組みを使って
資金を集めているので応援してください!」

と発する事で、
クラウドファンディング運営サイトに記載されただけでは
集まらなかった支援者が増えるかも。

【2】ブログやメルマガ等の運営メディアを活用する

アクション【1】と似ていますが、
アメブロやWordPressなど自分のブログをお持ちの方は
そちらでも積極的に発信&告知していきましょう。

クラウドファンディングサイトと
自分の運営メディアを上手く組み合わせる事で、
プロジェクトの露出度が高まる可能性があります。

または、自分のブログと並行して、プロジェクトだけの為のブログを
新たに開始してもいいかもしれません。

もし、クラウドファンディングで資金調達が成功したら
実際、その資金を利用してプロジェクトを開始することになりますが、
資金調達後の活動も、支援者には発信しつづけたいものです。

クラウドファンディング運営サイトでのプロジェクト掲載は、
期日となり資金調達が成功(または失敗)した段階でとりあえず終了ということになりますが、
プロジェクトオーナーさんにとっては、それはまだ道中半分です。
資金調達後のことも見据えて、
プロジェクトについて、別途に発信できる
メディアを用意するのも一案です。

【3】オフラインでも資金提供者を募る

オフラインで直接資金提供をお願いできそうな人や、
セミナーや交流会などを開催できる場合は、積極的に活用しましょう。

クラウドファンディングの特徴として
「プロジェクトが盛り上がっていそうか」はかなり重要です。

盛り上がっているというのは、
あともう少しで達成しそうだったり、
短期間で急速に支援額が伸びているような状況。

目標10万円なのに募集期日で5,000円しか集まっていないプロジェクトと、
目標100万円であと数万円で達成しそうなプロジェクトがあったら、
後者を支援してみたくなるのが人間心理ではないでしょうか。

不成立になればお金が戻ってくるとはいえ、
自分が支援したプロジェクトはせっかくだから成立して欲しいですよね。

+更なる効果・・

以上の3つのアクションをとることで、
プロジェクトの資金調達目標額を達成する可能性がアップする効果のみならず・・・
更なる効果が期待できます!

プロジェクトに興味をもっている人や、
すでに資金提供を決めた支援者からのフィードバックを
直接得ることができます。

プロジェクトの更なる改善や
支援者のニーズを具体的に把握(SNSは双方のコミュニケーションが可能)。

支援者がなぜ資金を提供してくれているのか、その思いを知ることもできたり
ニーズや思いをしることで、プロジェクト自体にそれらを反映したり。

クラウドファンディングで資金目標額を調達したあとに、
実際にプロジェクトを進めていくうえで
そのプロジェクト自体を成功裏に実現させる為の大事な情報源になるという、
マーケティング戦略としても大変重要なアクションです。

とにかく、プロジェクトのもつストーリーと自分の思いを最大限に伝える努力を・・・

クラウドファンディングサイトは、
あくまで資金調達達成のためのマーケティング手段の1つに過ぎません。

・プロジェクトが1ページで把握できるようになる
・口コミや支援が増えやすい心理的な仕掛けがある
・プロジェクトの進捗が確認しやすい

自分のメディアやオフラインでの繋がりを積極的に利用することは、
マーケティング・チャンネルとしての手段が増えるということ。

そして、クラウドファンディングで資金調達できたあと、
プロジェクト自体を成功させる為にも有効な手段です。

マーケティングツールを最大限に活かして
プロジェクトの魅力や自分のプロジェクトに対する思いを、
ストーリーにして、もれなく、発信する。

そして、未来の支援者や未来のプロジェクトのファンに、
伝える、うったえることで、共感を生む。

彼らをプロジェクトに巻き込むことで、
プロジェクトも成功により近づいていく・・。

クラウドファンディングは、
従来の資金調達にみられなかった、
資金調達者と支援者のコミュニケーションが可能な、
ユニークな資金調達の手段です。

そして、資金提供者=支援者がそのまま、
プロジェクトのファン=顧客になりえることにも特色です。

なのに、情報発信を、
クラウドファンディング運営サイトだけに依存してしまうのでは、
もったいなさすぎ!

ここで紹介した3つのアクションを実行して、
あなたのプロジェクトの可能性とポテンシャルを倍増させましょう!

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