【入門編#01】そもそもクラウドファンディングとは?特徴的な3つの仕組み

さて、当サイト「クラウドファンディング・ラボラトリ」の
メインテーマである、クラウドファンディング(CrowdFunding)。

最近になって増えてきたサービスなので、
耳にした事はあるけど実際どんなものかよく分からない・・という方も
多いのではないでしょうか。

不特定多数から少額の資金を集められる

クラウドファンディングとはWebサービスの1種で、
新規事業や商品開発に必要な資金を不特定多数の人から調達できるものです。

「不特定多数」というのが、重要。

1人からすべての資金を調達するのではなく、
複数の支援者(パトロン)から少しずつ資金を調達するのが、
クラウドファンディングの特徴です。

クラウドファンディングの特徴としては
以下のような機能が挙げられます。

目標金額に達さないと成立しない

クラウドファンディングに企画を投稿する際には、
最初に目標金額募集期間を設定する必要があります。

10万円とか、100万円とか。

で、募集期間中に目標金額が集まらなければ、
その企画は不成立になります。

つまり、いくら集まっていたとしても企画者はそのお金を受け取れず、
出資者に返金される・・という仕組みです。

この仕組みがある事で、
出資者側は「せっかくお金を出してあげたのに企画が実行されない!」
という事がなくなるわけです。

金銭以外のリターンを設定できる

出資の仕組みは、株式にも似ています。
成長が見込める企業の株を購入し、利益の一部を配当金という形で
受け取れるのが株式の仕組みです。

しかしクラウドファンディングの場合は、
出資に対するリターン(報酬)として、金銭以外のものを設定できます。

例えば「お礼のメール」といった簡単なものから
「完成品の提供」「実施イベントへの招待」など具体的なものまで、様々です。

この内容は企画者自身が出資額に応じて設定する事ができ、
ここをどう設定すればより多くの資金を得られるか?という重要な部分です。

特にこの2つが、
クラウドファンディングならではのポイントと言えます。

ただ、現在は
クラウドファンディングの形態も多様になり

「目標金額の設定が無く月額で出資可能」
「リターンとして具体的な金額(配当金のような)を設定可能」

などのサービスも登場しています。

具体的なクラウドファンディングサイトについて
他記事でもそれぞれ詳しく解説していきますので、
自分の企画したい内容や設定したいリターンに応じて
最適なクラウドファンディング・サイトを選択していきましょう。

本ブログでも、
クラウドファンディング選びや企画作りの
ヒントになる記事を随時投稿していきますので、お楽しみに。

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