【入門編#04】クラウドファンディング、クラウドソーシング、クラウド・・似ているようで全く異なる用語たち

「最近クラウドファンディングで企画を始めてみたんだよ」
『おぉ!実はうちの会社でもクラウドを始めてみたんだよね』
「そうそう、どんな報酬設定にするか考え中なんだよ〜」
『報酬?色々パソコン設定する方が難しくない?』
「えっ」
『えっ』

・・最近「クラウド」という言葉を聞くようになりましたが、
よくよく聞いてみると、お互い違う意味で「クラウド」を使っている事も多いです。

実はこれ、日本語と英語の難しい部分でもありまして(笑)
使われる場所によって、次の2つのどちらかになります。

クラウド(Cloud)= 雲
クラウド(Crowd)= 群衆

当ブログのテーマでもある
クラウドファンディングは後者の意味になりますが、
他によく使われる例も書き出してみましたので、豆知識程度にでも。

クラウドソーシング

クラウド(Crowd)は、
クラウドファンディングと同じく「群衆」。
ソーシング(sourcing)は「業務委託」という意味です。

クラウドファンディングと同じように、
不特定多数の発注者と受注者を
マッチングするサービスです。

多くのクラウドソーシングサービスでは、
発注希望者と受注希望者が登録出来るWebサイトが存在し、
まず発注希望者が仕事の概要と予算をサイトに投稿して
それを見た受注希望者が受注可能額を提示。

一番安い(もしくは信頼性の高い)人に頼む・・という
逆オークション形式を取っている所が多いです。

代表的なサービスは、国内だと・・

Lancers(ランサーズ)
CrowdWorks(クラウドワークス)

などなど。

クラウドコンピューティング(クラウド)

単に「クラウド」とも呼ばれますが、
コンピュータのサービスを使う時によく出てくる用語です。

「クラウドサービスを導入しよう」
「クラウド化しよう」

みたいに使われますが、
こちらは上記と異なりCloud(雲)を表しています。

ざっくり言えば、これまで1つ1つのパソコン上で
所持・管理していたサービスやそのデータをインターネット上に配置して、
いつでもどこからでもアクセスできるようにする事です。

(※「雲」である理由は、コンピュータシステムを図で表す際に
 ネットワークやインターネットの部分を「雲」の図で表す場合が
 多かったためと言われています)

例えばDropboxなどインターネット上にデータを保存できるサービスや、
Webメールやスケジュール管理などを導入する事も、クラウド導入と言えます。

まとめ

以上、「クラウド」という言葉に
関連する用語についてご紹介してきました。

会話中に「あれっ?」と思ったら、
この記事を是非思い出して下さいませ。

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